エロくもグロくもないナンセンスな日常

ユルい日常のとりとめのない記録

40歳記念

大台に達したので一応記念にブログでも書きます。

40ですが、わたしも立派な所帯持ちとなって、普通が偉いわけでもないですけど、まあ、傍目から見ると普通な大人として一生懸命やっております。

この生活がうらやましいという人もいれば、つまらんね、という人もいるだろうけど、今日はそんな話はしません。

純粋にうれしい話としては、お誕生日の朝に、自分の両親から「おめでとう」というメッセージがもらえるのはうれしいです。これも個人的な感想であって、ほかのいろんな立場や状況の人とは感じ方が違うでしょう。が、「個人的にうれしい」ことが、ほかの人にとってはあまりどうでもいいことですけど、自分にとっては大事なんだなぁという所感を抱きましたことをお気持ちとして表明したいと思いました。

やはり娘を授かって、感じることは、40年前の今日は、自分の大事な家族にとっては祝祭の日であったであろうし、それだけ愛情を受けて育ってきたうえで、その愛情に報いるということが、私の一番大事なミッションだということです。

閑話休題

しかし過ぎ去る年月は矢のごとく早く、これだけ世相が乱れても、思うところあれど、たんたんと過ぎていきます。

大学、高校の友だちともなかなか会えない日が続いて、取り残され感というか、俺ってほんとに大人になれてるのか、という不安を強く感じます。

そんなこんなで「映画 Fishmans」を吉祥寺UPLINKに見に行ったんですけど、佐藤伸治はあの頃のままでいてくれたし、吉祥寺の街もあの頃のままで、私も不安はあるけど、茂木欣一柏原譲と同じように歳をとれてるよな、そんなことが感じられました。

佐藤伸治の歌詞は、周りが老成していく中で、取り残され感を感じる私の気持ちにいつでも寄り添ってくれて、FishmansRadioheadは自分なりに歳を重ねたとしても、その中で辛いことや嫌なことがあっても寄り添ってくれるよな、音楽や詩があったよな、と再確認しました。いつでもそばで鳴っていてくれる音楽です。

私も周り(とくに仕事とか)からすると、ちょっとイタい行動をとってしまうこともありますが、FishmansRadioheadを聴き、ドストエフスキージョン・アーヴィングの著作をたまに読み返しつつ、世間からのお赦しを願いつつ、危うげになんとかバランスを保ちつつ、歩みを進めていきたいなと思います。

「映画 Fishmans」ですが、マネージャーだった植田さんが「私たち、みんな、若かった」と述懐していたとおり、あー若かったんだよな、と当時の映像を見るにつけ感じました。

それに対してスクリーンに映る現代のメンバーたちは、みんな歳をとっていて、(HONZIはいなかったけど)「あー歳をとるってかっこいいな」と思うことができました。

歳とった小嶋さん、欣ちゃん、譲くん、HAKASE、ZAK、関口さん、みんな、すごいかっこよかったな。

Fishmansファンは言われなくても見に行くだろうけど、ほんとにみんな見に行った方がいいよ。

 

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